Elon Musk 率いる xAI は日本時間 7月8日夜、AI コーディング IDE の Cursor と共同開発したフラグシップ AI モデル「Grok 4.5」を 7月9日 (米国時間) に一般公開すると発表しました。6月に xAI 親会社の SpaceX が Cursor 買収 (評価額 $600 億) で合意して以降、初の共作モデルで、Anthropic Claude Opus 4.8 級の性能を大幅に低い価格・高いトークン効率で提供する位置付けです。
主なポイント
- Grok 4.5 は 1.5 兆パラメータの V9 基盤上に構築され、既存 Grok の追加学習ではなくゼロからの新規アーキテクチャ
- 用途はソフトウェア開発・法務・金融分析・AI エージェントに特化、汎用チャットは非重視
- 価格は入力 $2 / 出力 $6 per 1M tokens で、Opus 4.8 max より大幅に安価
- SWE-Bench Pro でタスクあたり平均 15,954 output tokens、Opus 4.8 の 67,020 tokens に対し 4.2 倍のトークン効率
- Cursor 経由の実開発者セッション (デバッグトレース、複数ファイル差分、ユーザー修正) を追加学習に取り込み
- 提供先は Grok Build (既定モデル化)、Cursor 全プラン、xAI コンソール。EU 市場は現時点で未提供
出典: SpaceXAI, Cursor Launch Grok 4.5 AI Model for Finance, Legal Applications (Bloomberg)