Canonical は 4 月 23 日、Ubuntu 26.04 LTS (コードネーム "Resolute Raccoon") を正式に公開しました。2 年ぶりの LTS リリースで、2031 年 4 月まで標準サポート、Ubuntu Pro 加入時は最長 10 年の ESM が提供されます。メモリ安全性と Wayland 前提のモダン化が大きなテーマです。

主なポイント

  • デスクトップは GNOME 50 を採用し、セッションは Wayland のみ。レガシー X11 アプリ向けに XWayland を残す設計。
  • coreutils をメモリ安全な Rust 実装へ段階的に移行し、lscat などの基本コマンドから順次置き換える。
  • systemd 259 と cgroup v2 の強制化により、サービス隔離とリソース管理を再整理。initramfs の既定も Dracut に移行。
  • TPM 連動のフルディスク暗号化とセキュアブートまわりが刷新され、NVIDIA ドライバでの Wayland パフォーマンスも改善。
  • デスクトップ必要要件は 2GHz デュアルコア、6GB RAM、25GB ストレージ以上。

出典: Ubuntu 26.04 LTS release notes (Canonical)