台湾の知的財産・商業裁判所は 4 月 27 日、TSMC の 2nm 製造プロセスに関する営業秘密漏洩事件で東京エレクトロン (TEL) の台湾子会社に 1.5 億 NT ドル (約 480 万ドル) の制裁金を命じる判決を下しました。台湾の国家安全法に基づき法人に制裁金が科された初の事例です。
主なポイント
- 元 TSMC 技術者で後に TEL に転職した陳立明氏が、TSMC の 2nm 関連機密を持ち出して TEL の利益供与を図ったとして懲役 10 年の判決。
- 共謀した TSMC エンジニア 3 名にも懲役 6 年・3 年・2 年の判決が言い渡された。
- TEL の制裁金 1.5 億 NT ドルは TSMC への補償 1 億 NT ドルと国庫納付 5,000 万 NT ドルで構成され、3 年間の執行猶予付き。
- 東京エレクトロンは「機密情報の漏洩は確認されていない」とし、判決を踏まえて協議を継続する方針を示した。
出典: Ex-Tokyo Electron worker gets 10-year sentence for TSMC data theft (The Japan Times)