日経クロステックは 2026 年 6 月 16 日、4 月 25 日に発生した東芝による厚生労働省 Microsoft Teams データ誤削除事案について続報を伝えました。初報 (6/12) で公表された「約 750 万件消失」はあくまで復元困難なデータの規模で、実際に削除されたチャットデータ全体は約 2 億件に達することが判明しました。

主なポイント

  • 初報 (6/12): 約 750 万件のチャットが復元不能と公表
  • 続報 (6/16): 実際の削除対象は約 2 億件で、復元困難な 750 万件はうち約 3.7% に相当
  • 残る約 1 億 9000 万件は復元可能だが、誤削除発生から 7 週間以上経過しても作業が継続中
  • 原因は削除済みファイル用の一時保管領域の保存期間設定変更時に、本番領域の保存期間も誤って書き換えたこと
  • 行政文書に該当するチャットも一部含まれており、公文書管理上の影響範囲が当初想定より大幅に拡大
  • SaaS / クラウド時代の運用ガバナンス、設定変更時の影響範囲レビューと検証体制の重要性が改めて問われる

出典: 東芝による厚労省の Teams データ削除、実は 2 億件 うち約 750 万件が復元困難 (日経クロステック)