韓国の Bae Kyung-hoon 副首相 (科学技術情報通信部長官を兼務) は 5 月 23 日、AI がもたらす富を一部企業だけでなく広く国民に行き渡らせる必要があると表明しました。半導体大手を中心とした株高と、Samsung Electronics での労使対立が続くなかでの発言で、「誰一人取り残さない AI 包摂社会」を目指す方針を示しています。

主なポイント

  • 副首相は「AI の恩恵は国民にも及ばなければならない」と述べ、富の分配と格差拡大、雇用喪失への懸念に言及
  • 背景には半導体株の急騰がある。Samsung は年初来で約 144%、SK Hynix は約 200% 上昇したとされる
  • Samsung 最大の労働組合は 18 日間のストライキを準備していたが、政府の仲介による暫定合意で水曜に中断
  • 副首相は「労使対立は今後も起こり得るが、対話を通じて賢明に解決することが重要」と強調
  • AI 投資ブームの果実をどう社会へ分配するかは各国共通の政策課題となりつつあり、韓国の議論は先行事例として注目される

出典: AI wealth must benefit the public, South Korea's deputy PM says amid Samsung labor tensions (CNBC)