ソニーグループの 25 年度連結決算は売上高 12 兆 4,796 億円・営業利益 1 兆 4,475 億円と過去最高を更新した一方、当期純利益は EV『AFEELA』中止に伴うソニー・ホンダモビリティの持分損失や税負担増を計上し ▲3.4% の 1 兆 308 億円と減益となりました。MONOist の 5 月 11 日付編集後記は、ソニー側が AFEELA 中止を「良い経験」と総括した背景に半導体・映画事業の好調と DC ロボ製造などへの応用余地を挙げています。

主なポイント

  • 25 年度実績: 売上高 +3.7% の 12 兆 4,796 億円、営業利益は前期比 +1,709 億円の 1 兆 4,475 億円で過去最高。純利益は AFEELA 関連の持分法損失で減益。
  • 26 年度ガイダンス: 売上高は ▲1.4% の 12 兆 3,000 億円、純利益は +12.5% の 1 兆 1,600 億円と再び過去最高を見込み、イメージセンサーと映画の利益寄与を主軸に据える。
  • AFEELA 関連は 26 年度も追加 300 億円規模の損失を見込むが、ビジネス縮小に伴う費用減で一部相殺。Sony Honda Mobility はソフトウェア・自動運転研究機能を中核に再編する方針。
  • イメージセンサー事業は AI 用画像入力 (Physical AI) を新たな成長ドライバーに据え、TSMC との JV 合意 (5 月 8 日発表) で熊本に開発・量産ラインを構築する方向で投資協議を進める。
  • 鬼滅の刃を含む映画の興行収入が記録的水準。5 月 11 日付の編集後記は EV 撤退で得た自動車ソフトウェア・センサー技術が次世代モビリティ商談に転用される点を再評価ポイントに挙げる。

出典: EV 開発を中止しても、ソニーグループがソニー・ホンダを「良い経験」とする理由 (MONOist)