ガートナージャパンは 6 月 18 日に都内で開催した Gartner Application Innovation & Business Solutions Summit で、国内企業のシャドー AI 対応に関する見解を示しました。多くの企業がユーザー部門の AI ツール利用をある程度許容している一方で、管理と対策が追いつかない実態が浮き彫りとなっています。
主なポイント
- 43% が「シャドー AI を把握できていない」、30% が「把握はしているが有効な対策を取れていない」と回答
- 合計 7 割超の企業がシャドー AI への対応に遅れている計算
- ガートナーは「会社が選んだ AI だけ利用」という従来モデルは限界にあると指摘し、業務単位での AI 利用を前提とした統制への転換を提言
- 2025 年 9 月施行の国内 AI 新法でガバナンス整備が法的義務化されており、対応の遅延は事業リスクに直結する
- 別調査では管理職層の機密情報入力率 (37.5%) が一般社員 (18.8%) の倍近くに達するなど、上位層ほどリスク行動が目立つ傾向も報告されている