生成 AI によって声や肖像が無断で使われる問題をめぐり、法務省の有識者検討会が 5 月 28 日に開かれ、声優らが個別の削除請求や訴訟だけでは限界があるとして対策強化を要請しました (初報は 2026-05-28)。検討会は 7 月までに民事責任の判断指針となるガイドラインを取りまとめる方針です。

主なポイント

  • 検討会は 4 月 17 日に発足、4 月 24 日に第 1 回が開催され、計 5 回程度の議論を経て 7 月までにガイドライン策定を目指す
  • 「エヴァンゲリオン」「進撃の巨人」などの作品で知られる人気声優らが出席し、AI による無断歌唱・無断ナレーション生成の被害を共有
  • 声を真似て性的な発言をさせるなどの悪用事例も報告され、個々の声優が単独で対処するのは難しいとの指摘が相次いだ
  • 検討会では肖像権・パブリシティ権を含む既存の民事責任の整理が進められ、立法措置の必要性についても議論される見込み
  • 音響制作会社や関係スタッフも参加し、業界横断での実務上のルール作りを求める声が強まっている

出典: 生成 AI による声などの無断利用 法務省検討会で声優が対策要請