SamMobile が 7月4日に伝えた韓国側報道によると、Samsung Foundry は Meta の第 3 世代 AI アクセラレータ MTIA (Meta Training and Inference Accelerator) を 2nm プロセスで生産する方向で調整に入りました。取引規模は 10 兆ウォン (約 6,500 億円) を超える見通しで、Meta の MTIA v1・v2 を製造してきた TSMC からの受託先切り替えに相当します。並行して Anthropic も自社カスタムチップの委託先として Samsung と協議中とされます。

主なポイント

  • MTIA は Meta が自社の推論・学習向けに設計する ASIC で、v3 から製造委託先を TSMC から Samsung に切り替える方向。v3 から v5 まで Samsung 2nm での長期契約を想定
  • 発注規模は 10 兆ウォン (約 6,500 億円) 超と報道。TSMC の 2027 年までの生産枠が逼迫していることや、Meta が半年サイクルでチップを更新する計画がスイッチの背景
  • Anthropic は総容量 1GW の自社 AI データセンター構想 (投資約 500 億ドル) の一部として、Samsung に 2nm での ASIC 製造と先端パッケージング、DRAM/NAND 一括供給を打診中
  • Samsung は 2026 年 5 月の Anthropic Series H (650 億ドル) にも出資しており、Meta・Anthropic 双方を取り込めれば、AI 向けカスタムシリコンで TSMC 独走に楔を打ち込む形になる

出典: Samsung reportedly in talks to make 2nm AI chips for Anthropic and Meta