ローマ教皇レオ14世は 5 月 25 日、AI 時代における人間の尊厳の擁護をテーマにした初の回勅「Magnifica Humanitas(輝かしき人間性)」を公開しました。教皇自らが回勅を世界に向けて発表するのは異例で、会場のバチカン・シノドスホールには Anthropic 共同創業者の Chris Olah 氏も同席しました。AI を「新たな産業革命」と位置づけ、巨大テック企業への規制強化を強く求める内容です。
主なポイント
- 全 235 ページ。AI が格差の拡大・民主主義の弱体化・人間性の毀損を招きうると警告
- AI を軍事・経済の論理から切り離す「AI の武装解除」を訴え、AI 企業への国家・国際的な規制強化を要求
- 教会と技術業界が連携し、AI 開発の安全策を共に整えるべきだと提言
- Olah 氏は教皇の懸念を歓迎し、外部からのチェックが技術を「うまく機能させる」うえで不可欠と発言
- 一方、政権と係争中の Anthropic を発表に同席させたことには「お墨付きを与えた」との批判も出ている
出典: Pope Leo takes aim at big tech in sweeping encyclical on AI (NPR)