スマホ決済大手の PayPay は 5 月 7 日、2026 年 3 月期 (国際会計基準) の通期連結決算を発表しました。3 月に米 Nasdaq へ上場してから初の通期業績で、純利益は前期比約 3 倍の 1,178 億円、営業利益は 2.3 倍の 800 億円、営業収益は 27% 増の 3,806 億円と高成長を維持しました。

主なポイント

  • 取扱高は前年同期比 +24% の 4.5 兆円規模に拡大し、なかでも EC サイトでの決済シェア上昇が利益貢献度を高めた。
  • 繰延税金資産の積み増しが純利益を一段押し上げた。本業のキャッシュ創出力に加え、税効果も寄与した形。
  • PayPay は 3 月 12 日に Nasdaq へ上場し、時価総額は約 $12B (約 1.9 兆円) で日本企業の米国 IPO としては過去最大級。
  • 27 年 3 月期見通しは、営業収益 4,540〜4,620 億円、調整後 EBITDA 1,345〜1,405 億円。純利益見通しは非公表。
  • 4 月開始の加盟店向けレンディング「PayPay 資金調達」は 4 万件超の実行で延滞率 0.03% と健全。決済データを軸にした金融事業の収益柱化を加速する戦略。

出典: PayPayの26年3月期、純利益3倍 ECサイトでの決済が堅調 (日本経済新聞)