オレゴン州を拠点とする Panthalassa は 5 月 4 日、Peter Thiel が主導する Series B で $140M を調達したと発表しました。GeekWire 報道によれば評価額は約 10 億ドル規模で、波力タービンで発電し海水で冷却する「自律航行型の海上 AI データセンター」を量産するための、ポートランド近郊パイロット工場の建設資金に充てます。
主なポイント
- 1 ノードは全長 85m で、波力タービンで 24 時間自家発電し、グリッド接続も陸上設備も不要
- 周囲の海水でチップを過冷却することで、地上データセンター最大の制約だった発熱問題を回避し、半導体寿命の延伸も狙う
- 推論結果のトークンのみ衛星でオンランドへ返送する設計で、長距離送電を不要にしモデル推論を電力源側へ移すアプローチ
- 既存投資家に加え、John Doerr、Marc Benioff の TIME Ventures、Max Levchin の SciFi Ventures、Fortescue Ventures、Super Micro、Sozo Ventures、Dylan Field 等が参加。累計調達は $210M
- 2026 年中に北太平洋へ「Ocean-3」シリーズの実証ノードを投入し、2027 年から商用展開する計画