OpenAI は 5 月 20 日にシンガポールで開催された ATx Summit で、米国外として初めての Applied AI Lab を同国に設立し、S$300M (約 $234M) を投じる「OpenAI for Singapore」構想を発表しました。シンガポール政府との MoU を同時に締結し、ヘルスケア・金融・教育・公共サービスといった国家アジェンダ領域への応用と、中堅エンジニア向けの再教育を組み合わせる枠組みです。

主なポイント

  • 米国以外で初となる Applied AI Lab を同国に設置。現地の技術チームは今後数年で 200 名超まで拡大する計画
  • シンガポールは 1 人当たりの ChatGPT 利用率で世界 Top 3、Codex 利用でも Top 5 に入る重点市場
  • 同日の ATx Summit では Google も AI 関連の投資パッケージを発表しており、シンガポールが米系 AI プラットフォーマの東南アジア拠点として競合に晒される構図が鮮明に
  • 政府は MDDI 主導で「OpenAI for Singapore」プログラムを運営し、公共セクター応用とエンジニア再教育を同時並行で進める
  • 投資は今後数年に分割される見通しで、現地データセンター活用やコンピュート確保も対象に含まれる

出典: Singapore inks AI deals with Google, OpenAI as ChatGPT-maker commits $234 million to local ecosystem