OpenAI は 7月9日、業務用 AI エージェント「ChatGPT Work」を公開しました。新モデル「GPT-5.6」を搭載し、目的 (成果物) を渡すと連携アプリやファイルから必要な文脈を集め、タスクを分解して数時間かけて自律的に完遂します。Anthropic が数ヶ月前に投入した Claude Cowork と並び、業務用 AI エージェント競争が本格化する構図です。

主なポイント

  • ChatGPT Work は GPT-5.6 (Sol / Terra / Luna) を基盤に、ユーザーが接続した業務アプリ・ファイルから文脈を取得し、Web サイト / レポート / 表計算 / プレゼン資料などを一気通貫で生成
  • 提供範囲は初日に Pro / Enterprise / Edu が対象。Plus / Business には数日以内に順次展開。Mac / Windows のデスクトップアプリに Codex を統合し、Chat / Work / Codex を単一アプリで扱える構成に
  • 課金は Codex と同じクレジット制。GPT-5.5 で 1 実行あたり 5〜25 クレジットが目安で、出力トークンは入力の 6 倍のコストとされる
  • GPT-5.6 は Sol (最上位) / Terra (バランス) / Luna (低コスト) の 3 モデル構成。Altman CEO は「エージェント型コーディングで 54% トークン効率が改善した」と述べた
  • Anthropic が 5月に投入した Claude Cowork との直接競合となり、業務における「実行可能な AI」市場を巡る競争が一段深化する

出典: OpenAI Launches ChatGPT Work Agent to Handle Complex Tasks - Bloomberg