NTT ドコモビジネスは 6 月 10 日、「Interop Tokyo 2026 Best of Show Award」APN (All-Photonics Network) 部門で「過去最大距離の IOWN APN を利用したソリューションの動態展示」がグランプリを受賞したと発表しました。札幌・金沢・東京・大阪・福岡を結ぶ実環境に展開し、合計距離は約 10,000km と Interop 史上最長の APN 接続となります。初報は 2026 年 6 月 10 日のリリースですが、会期 (6/12 まで) を通じて動態デモが公開されています。

主なポイント

  • 国内 5 拠点を IOWN APN で接続し、低遅延・広帯域な分散 GPU クラスタとして AI 学習・推論ワークロードを動作させた
  • ShowNet にも実機を組み込み、自社開発の耐量子計算機暗号 (PQC) VPN ルーター「Kamuee」と組み合わせた量子耐性ネットワークも併設
  • 「GPU over APN」は単一拠点 GPU の電力・冷却制約を回避し、複数 DC のリソースを 1 つの論理クラスタとして扱う構想
  • 同社は 2025 年大会でも「APN 専用線プラン powered by IOWN」で APN 部門グランプリを受賞しており、IOWN 商用化の歩みを毎年更新している
  • AI データセンターの大規模化が国内の電力・用地制約を圧迫する中、長距離 APN による分散配置は NTT IOWN 構想の中核ユースケースに位置づけられる

出典: 「Interop Tokyo 2026 Best of Show Award」で「過去最大距離の IOWN(R) APN を利用したソリューションの動態展示」がグランプリを受賞 (NTT ドコモビジネス)