Microsoft AI は 6 月 2 日、Build 2026 と同時に初の自社製推論モデル MAI-Thinking-1 を発表しました。総パラメータ約 1T、アクティブ 35B の Sparse MoE 構成で、OpenAI などからの蒸留に依存せず、商用ライセンス済みデータのみで一から学習した点を最大の特徴に掲げます。

主なポイント

  • 事前学習データは公開・ライセンス済みの人間生成テキスト 30T トークン。他社モデルから生成した合成データは未使用
  • AIME 2025 で 97.0%、AIME 2026 で 94.5% を記録し、同クラスの推論モデルでトップ級と主張
  • Blind の人手評価で Anthropic の Sonnet 4.6 より好まれた とする社内結果を公開
  • 提供形態は Microsoft Foundry でのプライベートプレビュー、初期は限られたパートナーのみ
  • 同日発表の MAI-Code-1-Flash (5B、GitHub Copilot 配信) と合わせ、OpenAI 非依存の自社モデル群を一気に拡張

出典: Introducing MAI-Thinking-1