Meta は 4 月 24 日、AWS が設計した Arm ベース CPU「Graviton5」を数千万コア規模で導入する複数年契約を結んだと発表しました。Meta は世界最大級の Graviton ユーザーとなり、エージェント AI のリアルタイム推論やオーケストレーションといった CPU 集約型ワークロードを AWS の専用クラスタへ移行します。Meta 自前のデータセンターおよび独自シリコンとの併用を続ける、計算資源の多様化策です。

主なポイント

  • Graviton5 は TSMC の 3nm プロセスで製造される 192 コアの Arm SoC で、推論やコード生成、検索、マルチステップ計画など CPU 寄りの処理に特化
  • Meta は「単一のチップ・アーキテクチャで全てのワークロードを賄うことはできない」とし、GPU 偏重から CPU を含む混成構成へ舵を切ると表明
  • 契約は数十億ドル規模で、AWS にとっても近年最大級の自社シリコン採用案件となる
  • Meta は同時期に Anthropic / Google との計算資源契約や独自 ASIC「MTIA」開発も進めており、調達先を分散
  • 業界全体では agentic AI の本番化に伴い、トレーニングは GPU、推論は専用 CPU / NPU で分担する流れが鮮明に

出典: In another wild turn for AI chips, Meta signs deal for millions of Amazon AI CPUs