近畿大学の推薦入試で生徒の顔と自分の顔を AI で合成した写真を使い、身分確認をすり抜けて受験した元学習塾講師が 2026 年 6 月 8 日付で偽計業務妨害などの罪で起訴されました。容疑者は英語検定 (実用英語技能検定) も同じ生徒になりすまして受験し、その結果を出願書類に使用していました。大学側の視認確認では AI 合成画像を見破れず、入試現場での生体認証導入論議が一気に表面化しています。
主なポイント
- 容疑者は元学習塾講師。動機は「教え子を不合格にしたくなかった」と説明していたと報じられている
- AI 合成写真と検定証明書で出願し、推薦入試の身分確認をすり抜け
- 不正は事後に発覚し合格は取り消されたが、出願時点の本人確認では検知できなかった
- 専門家からは指紋・顔認証など生体認証システムを入試プロセスに導入する必要があるとの提言
- AI 生成画像によるなりすましは銀行・行政手続きにも波及するリスクがあり、本人確認の枠組み再設計を求める声が拡大
出典: AI 合成写真で近大入試の確認をすりぬけ、替え玉受験対策に「生体認証システム」は必要か — ITmedia NEWS