日本工作機械工業会 (日工会) が 7月9日に発表した 6 月の工作機械受注額 (速報) は、前年同月比 53% 増の 2,035 億円となり、月次で初めて 2,000 億円を突破しました。3 月の 1,934 億円を超えて単月過去最高です。AI 半導体の製造装置や自動車・航空宇宙分野の設備投資が同時多発的に立ち上がっており、日工会は 2026 年通期見通しを 1 兆 7,000 億円から 3,000 億円上方修正の 2 兆円としました。
主なポイント
- 6 月単月受注 2,035 億円は前年同月比 53% 増。単月ベースで初の 2,000 億円台
- 内需はオークマが半導体製造装置の部品需要で牽引。データセンター向け発電機・冷却装置・航空宇宙・造船など幅広い需要を確認
- AI 関連投資が構造要因で長期化しており、日工会は通期見通しを 2 兆円に上方修正 (1 月時点予想 1 兆 7,000 億円 ⇒ +3,000 億円)
- 半導体・車が牽引する構造は 2025 年の 1 兆 6,043 億円 (前年比 8% 増) から連続。世界的な AI インフラ増設フェーズと同期している
- 日工会の担当者は「AI 関連・航空宇宙などが好調」と説明。半導体製造装置向けは 2027 年以降の A16 世代量産計画とも整合する需要