JAXA は日本時間 7月6日、小惑星探査機「はやぶさ2」の拡張ミッションにおける最初の探査対象である小惑星「トリフネ (1998 KY26)」への超近接フライバイに成功したと発表しました。最接近は 7月5日 18:30 頃 (JST)、地球から約 1 億 km の距離で、光学航法望遠カメラ ONC-T が最接近予定時刻の 1 秒前に撮影した画像も公開されました。表面の岩の分布まで判別可能な解像度で、トリフネは事前予測に反して 2 つの小惑星が接合した「雪だるま」型 (contact binary) と確認されました。

主なポイント

  • 最接近時刻: 7月5日 18:30 頃 (JST)。地上での正常確認は 18:35 (JST)
  • 画像撮影: ONC-T (光学航法望遠カメラ)、最接近 1 秒前に距離数百 m から取得
  • 発見の要点: 予想は単一天体だったが、実際は 2 天体が接触した contact binary 形状
  • ミッション位置付け: 拡張ミッションの第 1 段。地球接近小惑星への「地球防衛」実証にも資する接近通過
  • 探査機の状態: フライバイ後も「正常」と JAXA が確認。運用継続で 2031 年に別の小惑星に向かう予定

出典: 小惑星探査機「はやぶさ2」が取得した小惑星「トリフネ」の画像 (JAXA)