国土交通省は 4 月 21 日、同日 5 時 37 分に福岡航空交通管制部の管制システムに不具合が発生し、飛行計画データの送信に障害が生じたと発表しました。東京航空交通管制部のバックアップ系へ切り替えて 10 時 52 分に復旧しましたが、その間、羽田をはじめ全国の空港で発着が滞り、ANA・JAL 合わせて 250 便超が欠航、約 3.8 万人に影響が出ました。
主なポイント
- 福岡管制部は西日本の飛行計画を集中処理する拠点で、この「単一障害点」が全国に波及する構造となった
- 復旧までの約 5 時間 15 分はバックアップ運用に切り替え、管制サービス自体は継続
- 欠航便は ANA 約 30 便、JAL 約 223 便。総計で 3 万 8000 人規模の利用客に影響
- 国土交通省は「サイバー攻撃と考えられる外部からのアクセスは確認されていない」と説明し、原因解析と再発防止策を検討中
- JAL・ANA は対応方針が分かれ、JAL は早期欠航判断、ANA は遅延で運航継続を選択した点が議論に