電力・ガス・水道向けスマートメータを世界の 1 億 1,000 万拠点超に納入する米 Itron が、内部 IT 網への不正アクセスを米 SEC への 8-K で開示しました。4 月 13 日に第三者による侵入を検知し、4 月 24 日に開示、複数の報道が 4 月 27 日に公表しています。

主なポイント

  • 侵害は社内システムの一部にとどまり、顧客がホストする環境への不正活動は確認されていないと Itron は説明。事業運営にも材料的な影響はないとしている。
  • 同社はインシデント対応計画を発動し、外部のフォレンジック専門家を起用、米法執行機関にも通報済み。コンティンジェンシープランとデータバックアップで運用を継続している。
  • 直接費用の大半はサイバー保険でカバーされる見込みで、現時点では業績への重大な影響はないとの見解。
  • Washington 州 Liberty Lake に本社を置く Itron はエネルギーグリッド管理技術を提供し、近年相次ぐ重要インフラ事業者を狙った侵入事例の最新ケースとなった。

出典: Critical infrastructure giant Itron says it was hacked (TechCrunch)