ホンダは 5 月 14 日に発表した 2026 年 3 月期の通期決算で、最終損益が 4239 億円の赤字に転落したと公表しました。1957 年の上場以来初の最終赤字で、EV 戦略見直しに伴う 1 兆 5778 億円の損失計上が直撃。「2040 年に新車を BEV/FCEV 100%」とした長期目標も撤回し、HEV 中心の戦略に組み直す内容も同時に提示しました。

主なポイント

  • 売上高は前期比減、営業損益は約 4000 億円規模の赤字。最終損益 4239 億円の赤字は上場後初
  • 北米向け新ブランド『0 (ゼロ) シリーズ』の BEV 3 車種開発を中止、ソニーグループとの合弁『AFEELA』も継続見送り。一連の EV 戦略損 1 兆 5778 億円を一括減損
  • 一方で今後 2 年で新型 HEV を 15 車種投入、軽 EV『N-VAN e:』に続く『N-BOX』ベース EV は 2028 年に後ろ倒し
  • 2040 年新車 100% EV/FCEV の目標を撤回し、「需要が来た時に確実に対応」する柔軟路線へ移行。EV は需要動向次第で投入時期を判断
  • 2029 年 3 月期に連結営業利益で過去最高の 1 兆 4000 億円以上を目指す中期目標を提示。三部敏宏社長は続投し再構築を担う

出典: 決算: ホンダが上場来初の最終赤字 4239 億円 26 年 3 月期、EV 損失重く — 日本経済新聞