AI 推論チップを手がける Groq は 6 月 22 日、既存投資家から 6.5 億ドルを調達したと発表しました。昨年 12 月に Nvidia が報じられた 200 億ドル相当の「非買収」契約で創業者 Jonathan Ross 氏ら主要幹部を引き抜き、Groq の技術ライセンスを得た流れを受け、組織再編と推論クラウド事業の強化に充てます。

主なポイント

  • 自社設計の LPU チップを軸に、推論基盤「Groq neocloud」を北米・欧州・中東・APAC の 13 データセンターに展開済み
  • 500 万人超の開発者と「数千社」の AI 企業を顧客に持ち、毎週兆単位のトークンを処理
  • Nvidia は 2025 年末に Groq と非独占ライセンス契約を結び、Ross 氏・社長 Sunny Madra 氏らをハイアウト。Groq 側は補充採用と組織再編を進めてきた
  • 新調達は既存投資家からの「内部ラウンド」。新規 VC は加わらず、評価額やバリュエーション条件は非公表
  • 推論市場では Cerebras / SambaNova などと並び、Nvidia の H100/B100 体制への代替を狙うプレイヤーが補強局面に入ったことを示す

出典: AI chipmaker Groq confirms $650M raise, re-staffs after Nvidia's $20B not-acqui-hire deal