Google は 2026 年 5 月 22 日、日本のスマホ送金 / 決済アプリ「pring (プリン)」のサービスを 2026 年 12 月 1 日付で完全終了すると発表しました。pring は 2017 年にメタップス子会社として設立、2018 年に銀行口座連携の個人間送金と QR コード決済サービスを開始し、2021 年に Google が約 1,000 億円規模で買収した経緯があります。買収当初は Google Pay への送金機能統合が期待されましたが、4 年経っても実現せず、最終的にサービス終了という形で幕を閉じます。

主なポイント

  • 2026 年 8 月 24 日に資金移動業としての運営を停止。チャージ / 送金 / 支払いなど主要機能を段階的に終了
  • 9 月 1 日時点で残高がある利用者には登録銀行口座へ自動返金、振込手数料は pring 側が負担
  • 12 月 1 日にアプリ提供と全サービスを完全終了。利用者は事前にアプリ内の残高確認と銀行口座登録を求められる
  • Google による 2021 年買収は当時 Google Pay の日本における銀行接続強化策と位置付けられていたが、Google 側は同年の方針転換でフィンテック投資を縮小、pring 統合は棚上げに
  • 国内 QR コード決済は PayPay / 楽天ペイ / d 払いの上位 3 社で 9 割超を占める寡占構造で、Google が独自決済で割って入る余地は乏しかったとの見方が大勢

出典: 「pring」終了へ Google が巨額で買収した日本の送金アプリ、Google Pay への統合は実現せず (ITmedia NEWS)