米国土安全保障省 (DHS) は 7月2日、機微情報を扱う情報共有プラットフォーム Homeland Security Information Network (HSIN) が侵害されたと確認しました。侵入は 5月末から 6月初旬にかけて未特定の攻撃者によって行われたと報告されており、上院情報委員会 ranking member の Mark Warner 上院議員は「共有された情報が漏出すれば国家安全保障を危険に晒す」と警告しました。

主なポイント

  • HSIN は連邦・州・地方政府や海外・民間パートナー間で機微情報を共有する DHS 運用のプラットフォームで、テロ対策・重大インシデント対応に使われる
  • 侵害は HSIN サーバーと省庁横断の SharePoint コラボレーションシステムに及び、文書窃取の有無は現時点で不明
  • 現在開催中の 2026 FIFA ワールドカップの警備調整でも HSIN が使われており、Warner 議員は運用継続下での漏えいリスクを強調
  • DHS の Office of Intelligence and Analysis が既に damage assessment を実施済み。攻撃者の帰属 (国家関与含む) は未公表
  • 政府ネットワークの侵害としては 4月の Treasury 事案に続くもので、連邦機関の SharePoint 保護と ID 管理が改めて問われる

出典: US government says it got hacked — again