CNBC は 7 月 7 日、LLM ルーティング基盤 OpenRouter 上で米国企業が消費するトークンの内訳が大きく中国製モデルに寄っていると報じました。2 月 8 日以降は毎週 30% 超が中国製で、ピーク時には 46% に達したとしています。前 12 か月平均は 11% だったため、比率は 3-4 倍に跳ね上がった計算です。牽引役は DeepSeek で、単独で 17.6% を占めプラットフォーム全体の首位。オープンウェイトの中国モデルは米国系フロンティアモデルより 60-90% 安く、「多くのタスクでは十分な品質を最安値で得られる」ルーティングが常態化しつつあります。
主なポイント
- 対象期間: 2026 年 2 月 8 日以降、OpenRouter で米国企業が発行したトークンを追跡
- 中国製シェア: 週次で常に 30% 超、ピーク 46%。前 12 か月平均 (約 11%) から大幅上昇
- モデル別: DeepSeek 17.6% で単独首位。Anthropic は 14.8% で 2 位を維持
- 価格差: オープンウェイトの中国モデルは米国の主要クローズドモデル比 60-90% 安く、コスト最適化ルーティングで採用が拡大
- 市場分化: トークン消費量は中国勢が席巻する一方、収益ではプレミアム帯を握る米国勢 (Anthropic の revenue シェアは 46% 相当) が二極化
出典: Chinese AI models are gaining ground with U.S. companies as OpenAI, Anthropic costs surge (CNBC)