AI 推論向けウエハスケール・チップを手掛ける Cerebras Systems は 5 月 4 日、Nasdaq 上場で最大 35 億ドルを調達する方針を盛り込んだ更新版目論見書を提出しました。28 百万株を 1 株 115〜125 ドルのレンジで売り出し、ティッカーは「CBRS」、評価額は最大で約 266 億ドルとなります。

主なポイント

  • 上場予定先は Nasdaq グローバル・マーケット、ティッカーは CBRS。引受団へのオプション分 4.2 百万株を含めるとレンジ上限で追加 5.25 億ドルの調達余地
  • 直近 4 半期 (Q4) の売上高は 5.10 億ドル (前年同期比 +約 76%)、純利益 8,790 万ドルと黒字着地
  • 2026 年 2 月のベンチャー・ラウンドでは AMD などが参加し、評価額 230 億ドルを付けていた。今回 IPO はそこから一段の引き上げ
  • 1 月には OpenAI 向けに 2028 年までで総額 200 億ドル超・最大 750MW の AI 計算リソース提供契約を発表済みで、需要面の裏付けが厚い
  • Cerebras は 2024 年に IPO 申請を一度取り下げ、ハードウェア販売から自社チップ基盤のクラウド事業へモデルを転換。今回は二度目の挑戦で、Nvidia の対抗馬として上場市場に挑む

出典: AI chipmaker Cerebras targets $3.5 billion raise in IPO (CNBC)