Broadcom は日本時間 7月6日の SEC 開示 (8-K) で、Apple との長期取引を新たな複数年契約に拡張し、2031 年まで複数世代の Apple 製品向けにカスタム ASIC を開発・供給すると発表しました。Broadcom にとって Apple は年間売上高の約 2 割を占める最大顧客の一つで、Apple の半導体内製シフトによる契約縮小懸念が後退。翌 7月7日の市場で Broadcom 株は約 3〜4% 上昇しました。

主なポイント

  • 契約は「複数年 (multi-year long-term agreements)」と表記され、対象期間は 2031 年まで
  • 供給対象はカスタム ASIC で、Apple の複数世代 (multiple generations) の製品に組み込まれる予定
  • Apple は Broadcom の非 AI 半導体事業の主要顧客で、直近数四半期は Apple 依存低下観測が株価の逆風だった
  • Wi-Fi・Bluetooth・タッチコントローラ等 Apple 向けアナログ / ミックスドシグナル部品の継続に加え、AI 関連のカスタム部品拡大が読み取れる契約構成
  • Broadcom の AVGO は 7月7日の取引で約 4% 高、$376 近辺まで上昇

出典: Apple and Broadcom Extend Chip Supply Deal to 2031