日本経済新聞社と朝日新聞社が米 AI 検索サービス Perplexity に対し計 44 億円超の損害賠償と無断利用差し止めを求めた著作権侵害訴訟で、5 月 14 日に東京地裁で第 1 回口頭弁論が開かれました。Perplexity 側は請求棄却を求めて全面的に争う姿勢を示し、生成 AI と日本国内コンテンツの著作権の境界線を引く先例訴訟として注目を集めています。
主なポイント
- 原告は日経・朝日。Perplexity が「配信記事を無断で複製・利用し著作権を侵害した」「AI 学習目的でのデータ蓄積・複製を禁じる利用規約にも違反した」と主張
- 請求の柱は (1) 無断使用の差し止め、(2) 損害賠償。両社合計で約 44 億円規模、別途読売新聞も同様に Perplexity を提訴済みで新聞 3 社合計の請求額は約 66 億円
- Perplexity 側は第 1 回弁論で全面的に争う姿勢を示し、請求棄却を求めた。米国の Fair Use 法理を日本の著作権法でどう扱うかが争点に
- 日本の AI 関連著作権訴訟としては最大級の規模で、判決は国内メディア各社の AI 検索サービスへの対応方針 (オプトイン契約 / ライセンス料 / 個別交渉) に直接影響
- Perplexity は Reddit、News Corp、BBC など海外メディアからも同種訴訟を提起されており、AI 検索ビジネスのコンテンツライセンスモデル整備が世界的に求められる局面