欧州委員会は 1 月、Google に対し Gemini と同等の Android アクセス権を第三者 AI アシスタントへ付与し、検索の匿名化ランキング/クエリ/クリック/ビューデータを競合検索に提供するよう求める DMA 措置案を提示していた。5 月 13 日まで実施されたパブリックコメントで、Apple がこれに反対する意見書を提出したことが明らかになった。

主なポイント

  • Apple は「能力・挙動・脅威ベクトルが急速に変化する AI システムでは特にリスクが大きい」とし、プライバシー・セキュリティ・安全性の劣化を主張
  • 措置案の対象は Google だが、Apple は将来同種の規制が iOS にも波及する懸念から積極的に反対側へ回ったとみられる
  • パブコメ期間は 4/27〜5/13。欧州委員会は提出意見を踏まえ修正を検討、最終決定は 7/27 までに行う
  • Google も並行して反対意見を提出済み。両社の主張は「開放はユーザー保護を毀損する」で一致
  • 議論の射程は Android の AI レイヤだけでなく、検索 API レベルのデータ提供義務にも及ぶ

出典: Apple backs Google after EU orders Android be opened up to AI rivals