Anthropic は 6 月 2 日、脆弱性発見に特化したモデル Claude Mythos を 15 カ国以上の 150 組織に新たに提供すると発表しました。これにより、4 月に約 50 組織で開始した Project Glasswing は 200 組織規模へ拡大し、電力・水道・医療・通信・ハードウェアといった重要インフラ業種が新たにカバーされます。
主なポイント
- 開始から現在までに参加組織が報告した深刻度 High / Critical の脆弱性は 10,000 件超
- 既存パートナーには Apple、Nvidia、Microsoft、CrowdStrike、Palo Alto Networks が名を連ね、新規には Samsung、Okta、NATO、ENISA (EU サイバーセキュリティ機関) などが加わる
- 日本・韓国・ドイツ・インドのチームも追加され、地域カバレッジを拡張
- Anthropic は対象パートナーの多くについて「重大攻撃が 1 億人以上に影響しうる」と評価し、国家安全保障的な位置付けを強調
- 同社は Mythos クラスの公開モデル提供にも言及し、研究者・防御側コミュニティへの普及を目指す方針